「段戸山に行きました」
15年10月13日(月)
愛知県環境部の主催で「きららの森」で環境学習教室の募集がありましたので応募して参加しました。当日はすごい雨になり、植樹計画もありましたが取りやめになり、ブナ林を散策しました。今年は数年来の「ブナの実の成り年」だそうで、たくさん種子が落ちていました。植物の種子の他、目にする生き物を写真に撮りましたので見てください。間違っているのがありましたら教えてください。
段戸山は表日本系のブナ林です。現在、表日本系のブナ林の更新が芳しくないといわれています。そういわれてみると最近幼木をあまり見かけません。これは酸性雨の影響かも知れないなどの話題も出ています。皆さんも注目していただきたいです。

【左】ブナの実がたくさん落ちていました。
【右】赤いのがカナクギの実。黒いのがアブラチャンです。いずれもクスノキ科です。

【左】チャウロコタケ。広葉樹に生えているのを良く見かけます。
【右】平地のも良く生えるホコリタケです。若いうちは食用になります。

【左】ツキヨタケ(毒)の古いのです。シイタケに良く似ていますので注意してください。
【右】ツキヨタケを半分に切ると中に黒いしみがあります。これは若いときからでますから見分けのポイントです。

【左】ヌメリツバタケモドキ(食)だと思います。試食してみました。
【右】ヌメリツバタケモドキのヒダの様子です。キノコはぬめりがありベタベタしていました。

【左】ウスキブナノミタケだと思います。美しいキノコで昨年のブナの堅果から発生するそうです。
【右】モリノニオイシメジだと思います。尿が刺激になり発生するそうです。比較的きつい匂いがしました。

【左】雨が幸いしてカエルが出てきました。ヤマアカガエルでしょうか。
【右】アズマヒキガエルでしょうか。