「東海市の土留木川(とどめきがわ)河口の様子」
15年10月18日(土)
用事で産業道路から土留木川の堤防を走りました。ここは川幅が広くなっていて、ちょうど干潟が現れていました。干潟はヘドロに近い状態ですが堤防に近いところはヨシやアイアシの群落になっています。ヨシやアイアシなど植物が生えているところに降りました。ヨシの群落の中にアシハラガニがたくさん生息していました。ヨシの縁は干潟となっていてチゴガニ、ヤマトオサガニ、ケフサイソガニ、トビハゼが見られました。ヨシは大量に栄養塩類を吸収するといわれていますが、ヨシの生えているところは、生き物たちの良い棲家になっているみたいです。

【左】土留木川の河口です。堤防に近いところがアイアシで中心部に向かいヨシが生えています。
【右】アイアシの花穂です。花穂はほとんど枯れて落ちていました。

【左】ヨシはたくさん穂が出ていました。
【右】ヨシの群落の中にちょうどウラギク(ハマシオン)が咲いていました。

【左】ウラギク(ハマシオン)は汽水域に生え、潮で浸かるようなところに生えています。
【右】トビハゼがぴょんぴょんと飛ぶように逃げました。
【左】小さくて見難いですが、干潟の中にダイサギがいます。