【行事名】 川の清掃と生き物を観察して環境を考えよう
【日 時】 2004年9月12日(日) 10:30〜12:00
【場 所】 常滑市矢田川河口
【天 気】 晴れ
【参加者】 常滑市大野コミュニティの皆さん
【目的など】
汚染が進み、地球環境の悪化が心配される中、私たちが住む身近な大野の川や海の汚れがひどくなっていることに気がつきました。私たちの身の回りで出来ることとして、矢田川河口の清掃を行いました。
この機会に矢田川河口に生息する生き物の観察し、自然環境を考えました。川の近くに住んでいて、今までどんな生き物が住んでいるか意識をして見ませんでした。今回観察してたくさんの生き物が住んでいることに気がつき、これからは環境と生き物について意識したいと思います。
川清掃の時、矢田川で採ったヤマトシジミを、夜、大野漁港で行われたバーベキューパーテーで皆なんで試食をしたところ、非常に好評でした。
【行事の様子】

【左】ゴミ拾いを開始しました。
【右】ヤマトシジミを掘っている人がいました。

【左】釣りえさのゴカイやコメツキガニを採集している人もいました。
【右】竹筒漁もやってありました。

【左】拾ったゴミを堤防の上からロープで引き上げています。
【右】イソシジミです。住むところは磯(いそ)ではなく、内湾の干潟です。

【左】ウロハゼです。
【右】ヤマトシジミです。河口の砂地に住みます。淡水域はマシジミとなります。

【左】シオグサの仲間でしょうか。
【右】泥干潟に住むヘナタリです。

【左】汚れた川に多いケフサイソガニです。ハサミの内側に毛房がついています。
【右】チチブです。淡水域にも住んでいます。

【左】石やコンクリートについた藻を食べているイシマキガイです。水槽の掃除もしてくれます。
【右】ボラです。各所で稚魚がたくさん川を遡上して話題になりました。

【左】シロスジフジツボは塩が甘い河口で見られます。
【右】カキがたくさん付いています。間にいる小さい貝はタマキビです。

【左】タマキビは海の貝ですが、潮につかることを嫌います。
【右】鳥さんの糞です。水洗いをするとカニの甲羅や貝殻が出てきます。

【左】オオノガイでしょうか。
【右】コメツキガニが穴から出て、砂の中のえさを食べ、団子にしています。

【左】観察の後、記念写真を撮りました。みんないい顔をしています。
【右】バーベキューパーテーでご機嫌です。

【左】港でイソガニのお母さんを見つけてくれました。お腹に赤ちゃんをたくさん抱えています。
【右】褌(ふんどし)が狭いお父さんです。イソガニのお父さんはハサミに力こぶが付いています。
【左】たくさん食べて元気をつけています。シジミ汁はおいしかったです。