【行事名】
色々な生き物が住む川にしよう
川でゴミ拾いと生き物観察(常滑市大野町コミュニティー)
【日 時】
2005年9月4日(日) 10:30〜11:50
【場 所】
常滑市大野町矢田川
【天 気】
曇り
【内 容】
常滑市大野町コミュニティーの皆さんが毎年恒例で矢田川に投棄されたゴミを拾いをしていす。実施しているところは矢田川と前山川の合流点近くで、上流から流れてきた砂や泥が堆積しているところです。昨年は自転車など大きなものが捨てられていましたが今年は昨年に較べて少なくなったようです。
川は上流から生き物が育つための豊富な栄養分を運んでくれます。(ゴミも)この矢田川の河口に生息している生き物たちも上流からの栄養で生活しているのです。川で生活している生き物は上流と下流では住んでいる種類が変わります。最上流は水が冷たく栄養部が少ないのです。そんなところにはサケやマスの仲間が住んでいますが知多半島にはそんなところはありません。しかし知多半島の川でも上流の湧き水のあるきれいなところにホトケドジョウなどが生息しているのです。ホトケドジョウは決して大野町のような河口には下りてきません。知多半島の山手に近いところに生息しているのです。
今年も、昨年と同じ場所で同じように生き物を観察してみました。これは大切なことで、先に述べたとおり生き物は環境によって住み分けをしています。栄養が豊富なところには汚れに強い魚やカニさんが見られます。更に栄養が豊富になるとミズワタだけしか見られなくなります。ですから生き物の種類を観察することにより、自然の状況が分かるのです。(降幡・記)
【観察した生き物】
◎魚
ウロハゼ ・マハゼ・ボラ
◎カニやエビの仲間
ケフサイソガニ・チゴガニ ・ヤマトオサガニ・コメツキガニ・シロスジフジツボ・ヨコエビの仲間
◎貝
マガキ・ヤマトシジミ・タマキビガイ・イシマキガイ・ホトトギスガイ
◎その他
タテジマイソギンチャク
【観察会の様子】
【左】大人も子供も協力してゴミを拾っています。 【右】どんな生き物見られたか確認しています
【左】人力起重機でゴミを堤防の上に吊り上げました。 【右】ヤマトオサガニです。
観察会の様子(続き)
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