【行事名】 【’07年度”自然調査隊”の振りかえり】   

≪4/22(日):「筍・竹〜食べて、使ってみて森を考えよう」(知多市・大祥院にて)
            ・事前申込み定員30名を超える盛況振りに嬉しい悲鳴を上げました。本堂の前に全員集合、調査隊の今年度活動趣旨の再確認、本日の行動予定と注意事項を説明後、本堂裏のモウソウダケの竹林に皆が整然と入り筍狩りスタート。
 ・筍の先端に目を凝らし足で感触を確かめ慎重に掘ること40本の収穫。大鍋に糟共々湯掻きを開始しました。  ・次の作業は来月のサツマイモの苗植え予定地の野草を観察しながら草取り、畝
整備を行い段取り完了。ハルノノゲシ、タチツボスミレなども観察しました。  ・昼食には事前準備の筍ご飯に筍汁、畑で採れたレタス、ブロッコリーを添え皆で美味しく楽しく頂きました。なお昼食前に指導員から竹細工造りの体験もしました
 ・今日の一般参加者がリピーターとなりスコップ持参で草取り作業に労を煩わして頂けることを会員皆で願いました。
≪5/20(日)「サツマイモを植え、野草観察と採取した食材を料理し、食べよう≫
 ・薫風香る中、苗植え隊と竃の火炊き隊に分かれて作業開始しました。火炊き隊の方は参加されたお父さん方がブロック石を運び込み竃設営、湯炊きの準備が出来ました。
・ 一方、苗植え隊の方は1週間前に整備した8畝に主体のナルミキントキとやや収穫の早いベニアズマとを併せ120本超の苗植え完了。ハルジオン、ムラサキヨシ、   オオイヌノフグリなどの野草やオオケマイマイモンキチョウも観察できました。
 ・昼食は本堂で各持参のオニギリに野菜汁、新鮮サラダを添え美味しく頂きました。
≪11/4(日)「サツマイモを掘り自然の恵みを分ち合おう」≫
 ・暖かい晩秋の陽射しを浴び5月に皆で植えたサツマイモの収穫の日がきました。事前に芋掘り作業のポイントに注意事項を添えた説明後、愈愈、行動開始です。
 ・開始後直ぐに子供達の掘れたお芋に対しての歓声が沸き立ち指導員からは、つるを長く伸ばして多くの葉っぱで光合成を行うので痩せた土地でもお芋が育つことなどを説明している内に早くも200本超の収穫。カタバミ、オオイヌノフグリ、メナモミ、レモンバームなどの野草観察も楽しく出来ました。
 ・収穫品を目の前に顔を輝かせた大勢の親子と一緒に記念撮影後、皆で仲良くお芋を分け合って、キチョウの飛翔に送られながら解散しました。

◎この観察会は、’04年度から新規に取り組み開始したプロジェクト行事で試行錯誤を重ねる実験的要素が多分にあります。従って単年度に終結するのでなく、ある程度時間を掛けた息の長い活動を目指す必要があると考えます。(記・小川)
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