【行事名】 木曽駒の高山植物

【日 時】 2009年8月16日(日)〜16日(月)
【場 所】 千畳敷⇒極楽平⇒宝剣岳⇒中岳⇒木曽駒ヶ岳⇒中岳⇒千畳敷
【天 気】 2日間とも晴れ
【内 容】
 木曽駒は今回で3回目です。最初は50年ほど前で上松の芦島から登りました。2回目は千畳敷ロープウエーが出来た当時9月下旬に登りました。どちらも40年以上経過しているので駒ケ岳で観察した植物はほとんど忘れていましたが現地に行くと少しずつよみがえってきました。
 高山植物の観察を始めたのは、40年ほど前に北アルプスの三俣蓮華に行ったときからです。このときは台風が通過した後、山に入り、最初の二日間は好天でした。ところが夏でしたので同じ台風が迷走台風となり、太平洋で一回りして戻ってきました。山は強烈な雨風となり山小屋に足止めになりました。山小屋に閉じこまれてやることがないので高山植物の絵葉書を購入して眺めているうちに興味を持ちました。
 その後、5年ほど夏になると各地の山に登り、高山植物の写真を撮って楽しみました。次に登山を止め、年中楽しめる平地の植物観察をするようになりました。一昨年、当会の有志が計画した、剣岳の裏にある池の平に行き に参加し、久しぶりに高山植物を写真に撮りホームページにUPしました。
 再び高山植物が見たくなり、今回はロープウエーで行くことができる駒ケ岳にいきました。中部の高山でたくさんの花が見られるのは梅雨明けの7月中旬ころですが、8月中旬となると見られる花が少なくなります。それに増して今年は雨が多かったのか、雪渓の雪がすべて解けて高山植物の開花が早かったためか夏の最盛期の花は終わっていました。(記・降幡)

【写真にある植物】
◎植物 
 
【観察会の様子】
 
【左】コマクサ  【右】ウサギギク

 
【左】ヒメイワカガミ  【右】ハクサンイチゲ


【観察会続き】

【左】ヒメウスユキソウ
【中】ハハコヨモギ
【右】イワウメ


【左】イワヒゲ
【中】イワベンケイ
【右】コケモモ


【左】ミヤマダイコンソウ
【中】ウラシマソウ
【右】トウヤクリンドウ


【左】ミネズオウ
【中】ミヤマアキノキリンソウ
【右】シナノキンバイ


【左】ミヤマゼンコ
【中】ミヤマイワニガナ
【右】チシマギキョウ


【左】タカネツメクサ
【中】イワツメクサ
【右】ウメバチソウ


【左】コタヌキラン?
【中】ウサギギク、イワツメクサ、ヨツバシオガマなど
【右】タカネコウゾリナ


【左】シナノオトギリ
【中】イワオトギリ
【右】クロクモソウ


【左】カイタカラコウ
【中】ミヤマキンポウゲ
【右】ミヤマウイキョウ


【左】ハクサンチドリ
【中】モミジカラマツ
【右】イブキジャコウソウ


【左】グンナイフウロ
【中】タカネスイバ
【右】クロトウヒレン


【左】アオノツガザクラ
【中】ミヤマゼンコ
【右】チングルマ


【左】キバナノコマツメ
【中】コバイケイソウ
【右】オオヒョウタンボク


【左】ウラジロナナカマド
【中】タカネナナカマド
【右】ハイマツ


【左】ダケカンバ
【中】トリアシショウマ
【右】ミソガワソウ


【左】エゾシオガマ
【中】ヤマハハコ
【右】ミヤマリンドウ


【左】ミヤマホツツジ
【中】カリヤスの仲間
【右】ヨツバヒヨドリ


【左】タカネヨモギ
【中】ミヤマキンバイ
【右】ホソバトリカブト


【左】ヤマドリゼンマイ
【中】オンタデ
【右】コバイケイソウ


【左】オオバユキザサ
【中】クルマユリ
【右】グンナイフウロ


【左】65
【中】ゴゼンタチバナ
【右】エゾシオガマ


【左】クルマユリ、コバイケイソウなど
【中】シナノキンバイなど
【右】クルマユリ、グンナイフウロ、オンタデなど


【左】クルマユリ、グンナイフウロ、オンタデなど
【中】ハクサンイチゲなど
【右】ハクサンイチゲ、チングルマなど


【左】氷河で出来たカール湖
【中】天然記念物の看板
【右】宝剣岳頂上から滑川の谷


【左】極楽平から宝剣岳への鎖場
【中】宝剣岳頂上、2931m
【右】宝剣岳頂上から見た檜尾岳、熊沢岳、空木岳へ続く山並み


【左】茶臼山方面の森林限界
【中】頂上木曽小屋から見た三ノ沢岳の夕暮れ。18:14
【右】月が見えた駒ケ岳の夜明け。4:42


【左】4:44
【中】4:45
【右】4:51


【左】4:58
【中】5:00
【右】5:01


【左】5:02
【中】5:03
【右】頂上木曽小屋と御岳


【左】志賀高原方面
【中】槍ヶ岳・穂高連峰・笠ヶ岳連峰
【右】乗鞍岳


【左】御岳
【中】恵那山方面
【右】宝剣岳から三ノ沢岳


【左】南アルプスの山並み
【中】駒ケ岳と御岳
【右】槍ヶ岳・穂高連峰

 





【左】浄土乗越から南アルプス南部。


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