トンボの雄の証拠
やっぱり“オチンチン”だって
撮影:2015.5.10 大曽公園にて
先日(2015.5.10)、大曽公園での観察会で私にとって初めて知ったことがありましたので紹介します。
下の写真のトンボを見て、
・私が「“むぎわらとんぼ”でシオカラトンボのメス(♀)」と言ったら、
・H氏「いや。雄(♂)だよ。小さいうちはメスと同じ色だ」
・私が「えっ。どうして分かる?」
・H氏「オチンチンが証拠…」といって、写真の矢印の先の突起状を教えてくれました。
で、私が嬉しかったので近くにいた大人にそのことをしっかり伝え、観てもらいました。
もっとも、メスとの同時比較観察ではないので半分納得です。
・黄色の矢印の先に小さな突起が見える。肉眼では見にくいがよくみれば見える。
・ネットによると、横から見ただけでは分からない場合もあるから、ひっくり返してよく見ることとあった
・なお、手持ちの図鑑の中には、トンボのからだの仕組みでちゃんと説明されているのもある。
・それによると、このオチンチンは理科的には“副性器”という器官とのこと。
・なぜ副性器と呼ぶのか…について興味お有りの方はネットでチェックしてみて下さい。
※今後は、トンボつかまえたら、時には、♂or♀ をこのポイントで観てみましょう。
下記写真は上記トンボと同じですが、一枚の写真からの画像です。肉眼で見るより、ホント、しっかり写っていて感心します。
※肉眼ではとてもこのようには見えない。接写機能のすばらしさ…(^_^;)